現代社会の様々な場面で活躍している存在
直接姿を目にすることがないため、いまいち目立たないことも多いですが、現代社会においてプログラマが活躍している場面はごまんとあります。
もっとも想像しやすい場面としては、ソフトウェアが挙げられます。全てのソフトウェアは何らかの言語を使って書かれており、それをコンパイル、マスターアップして製品として提供します。コンピュータのOSからビジネスソフト、ゲームソフト、スマートフォンなどの端末のアプリもプログラマの仕事の結晶です。また最近は家電製品にもほとんどの場合はプログラムが組み込まれています。炊飯器ならば炊飯の時間を予約したり、保温を管理したりといったことが簡単にできますが、これもプログラマが組んだプログラムのおかげです。
また家電以外にも、車や電車、果ては発電所に至るまで多くのプログラムが生かされています。これらは組み込み系とも呼ばれるプログラムで、よく使われる言語としてJavaやC、C++などがあります。
またインターネットの分野でもプログラマの活躍がなければ、Webサイトを閲覧することすら不可能です。これらはWeb系とも呼ばれ、Webサイトのコーディングやデータベースの構築などをしています。Web系は特に技術刷新が早い分野で、言語からフレームワーク、APIの知識まで多くの能力が求められる仕事です。
また社会インフラの整備においても、活躍の場面が多数あります。例えば銀行のシステムは汎用系と呼ばれる分野で、基幹システムまわりの開発は全てプログラマたちの功績です。このようにプログラマは現代社会において、工業製品生産から社会インフラの整備に至るまで幅広く活躍しているのです。
前述したように多くの活躍場面を持つプログラマですが、当然良い点ばかりの仕事というわけではありません。人によっては多くの苦労を感じてしまうこともあるかもしれないので、興味を持った人はまず■向いてる?向いてない?プログラマを目指して■でプログラマへの適性があるかチェックしてみることを勧めます。